カテゴリ:森林のきのこ( 2 )

きのこの文化史 その2

マツタケ、ヒラタケ、シイタケ、シメジ、ハツタケ、キクラゲなどは古くより知られ、

盛んに食用にされていたようです。中でもヒラタケは多くの文献に登場しているようです。

また日本では江戸時代あたりからきのこ栽培を試みたともいわれております。


例えば農業全書(1697)には、以下のように記されています。

  「シイの枯木を日陰の風の吹きさらしにならない所に寝かせて、むしろで覆い、

   米のとぎ汁をかけ、湿り気を絶やさないようにすればシイタケが生えてくる」


またマツタケについては本朝食鑑(1697)に、以下のように記されています。

  「根の下にヒゲがあり、あるいはまた巣となっている。マツタケのつると呼んで、

   これを栽培すれば、マツタケの出ない土地も出るようになる」

しかし現在までに、マツタケの人工栽培は成功しておりません。


シイタケ栽培の歴史をたどると、300年ほど前から木を放置して、空気中に浮遊

している野生の胞子を利用することで自然にシイタケが生えてくるのを待つ方法で

栽培されていたようです。

そして半世紀前からは、主にコナラやクヌギのほだ木にタネ駒を植える栽培方法が

普及し、現代に至っているようです。

また最近では、のこ屑に米ぬかなどを添加して、きのこを栽培する方法が盛んですね。


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                           by 森の案内人
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by forest-worker | 2006-03-24 19:19 | 森林のきのこ

きのこの文化史 その1

地球上に見られるきのこの種類は数万種といわれています。

日本は南北に長く、降水量に恵まれているため、多くの種類が分布しています。

現在までに名前のついている種類は、約3000種のようです。(全体のごく一部)

きのこという言葉が木の子を意味するように、きのこは樹木と密接に関係しています。

森林との結び付きの強い日本の文化は、同時にきのこに対してもさまざまな面で

密接に接してきたのかと想像できます。

特に一般の方は食用としてきのこを利用することが多いですね。

近年では裁判が盛んになり、年間総生産額は約2700億円を越す産業とも

いわれているようです。

また抗癌剤など各種の有用成分の利用が始まり、きのこの重要性は益々

増大しているようにも思います。

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by forest-worker | 2006-03-16 20:30 | 森林のきのこ